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エミイの宝箱 2015年9月

ハワイ植物、ココヤシ


南の島を描く時、必ず椰子の木が登場する。
熱帯・亜熱帯になんと約2600種類もの椰子が生育しているそうですが、ハワイ名 “NIU”と名付けられたのがココナッツパーム(ココヤシ)。硬い殻を削り落とすのは 薪割りのように重労働。

まずはクリッとした実のはしっこをカットし、  水筒から水を飲むように 透明のジュースをゴクゴク!”スポーツミネラル飲料の甘味を強くしたような味。(少し残して化粧水がわりに肌をパッティング!日焼けの後にMaika`i 気持ちイイ!) 
実を割ると乳白色の果肉からあまいエナジーの香りが・・・・・。 ゼリー状の若い実の果肉は指でこすり取りながら、そのままチュルチュル 食べつくします。

天然のHAUPIA!  ココヤシほどハワイをはじめとするポリネジア文化に深く関わってきた植物はないかもしれません。まず、幹は建材・カヌー材・フラカヒコでおなじみパフ(ド ラム)の土台に。 
料理に欠かせないココナッツミルクは世界中のレシピに登場します。

また、煮詰めて作るオイルは強い太陽の日射しから身を守ってくれるほか、ポリネジアの船 乗りも身体に塗り、冷たい夜風から体温の低下を防いだそうです(私も[ ビーチのお供]は100%PureCocoOil) 

そして、殻は、食器やフラダンサー必需品ココブラに! 葉っぱで屋根を葺き、籠や帽子(ココナッツハット) を編みます。
実の回りを包む茶色いフサフサの果皮は、ロープを撚ったり束ねてタワシにしたり、壁紙にも! その他になんとお酒までできちゃいます!


トロピカ ルドリンクのリキュールとしても貴重なヤシ酒は、実がなる前の花茎からとれる樹液を発酵させるのです。

まるごと感謝” の植物は、ULUやHALAなど他にもたくさんありますので、また紹介しますね!            《Emii Katoo’s Writing》

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南国の花

ハワイといえばLEI、LEIと聞けば美しい花々

しかしながら、東南アジアの植物相などに比べると、かなり “種” は少なく貧弱です。
インドネシアでは約12000種の植物が生育していますが、ハワイでは2000種ほど!えっ~? だって、海底火山の隆起であらわれたこの島々は最初 《紅く燃え上がり、黒い溶岩に覆われ生物は皆無》 だったわけでしょう!

 のちにシダ類からオヒアレフア、ココヤシへと幕開けするのですから。 

太平洋の孤島まで貿易風に乗って胞子が飛んできたのか、渡り鳥が実を運んだのか、海流が種子を漂着させたのか…..いまだに多くの謎に包まれています。不 思議ですよね...

私は神々の偉業だと思っておりますが、 しかし孤立した地理上、ハワイではたくさんの固有種が生まれ、民族流入とともに外来種が育ち、西洋化の中で新種が根を生やし、素晴らしい気候と環境のもと で植物が進化をとげました。
そうして鮮やかな色とりどりの世界になっていったわけですね。 

クムをはじめハワイの友人知人みんな、花や葉っぱ、果実、種にまで愛着を持ちます。《日本人が花を愛でる》 事とは少し異なった感覚があります。
きっと祖先達が不毛な土地に苦労をして移植した歴史が、人々の心に根付いているのでしょうか。 
太平洋の小さなこの島はパラダイスですが、私は訪れるたびに、全ての面で、はかなく脆弱であると感じます。
白檀(サンダルウッド)も輸出しすぎて途絶え、 今、コアの木も絶滅の危機を迎えている事実……。
だからこそ 力強く一生懸命生きる木々に登っては“ホオズリ”をし、艶やかな香り立つ花を 髪に一輪頂くのです。      《Emii Katoo’s Writing》


 
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